特殊入浴活性剤(多孔穴形状)用金型の開発
金沢大学名誉教授 廣瀬幸雄先生
(2003年 イグノーベル賞化学賞受賞)監修
特殊な打錠機ではなく,既設の油圧プレス機を使用した繰り返し成型可能な多孔穴成形品のための金型及び治具の開発を行いました。
通常穴あき錠剤(トローチ錠等)の打錠の場合,金型は上杵,下杵,臼の他に下杵中心杵,下杵中心杵留めピンが必要となり,打錠機も特殊仕様機が必要となります。
今回開発しました金型は各杵臼の他に各種治具(下杵中心杵抜き取り用,上杵抜き取り用,及び成形品排出用等)を各種揃えることにより一般的な油圧プレス機を使用して簡易的に成形品を作ることが可能になりました。
成形品は特殊入浴活性剤としての利用が見込まれています。(写真はドバイ向け多孔穴仕様です。<成形品外径φ75 中心穴径φ25 細穴径φ4(穴数36)>)
廣瀬 幸雄先生 ホームページ (珈琲博士のコーヒー学,発明品の紹介,及びイグノーベル賞等・・・・・・ご覧ください) http://www.yukio-hirose.com/